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小さい頃貴方が話してくれた空にかかる虹の話

あれは与えられた道を真っ直ぐに

歩ききった先にある天国への架け橋なんだと

あれから気付けば月日は流れ俺は子供から大人に

そして随分長いこと頑張ってきた

貴方にもついにあの橋を渡る時が来た

静かに舞い上がる貴方を

滲んだ視界のまま追いかけると

空にかかる七色の橋

ゆっくりそこまで歩いて行くから

待っててくれよ俺がそこに行くまで

まだまだ時間はかかるけれど

貴方が残してくれたもの

貴方が忘れていったもの

全部俺が責任持って届けに行くから

泣いたりしないよ貴方が悲しむから

いつでも笑うよ貴方が喜んでくれる気がするから

俺も俺に与えられた道を真っ直ぐに歩ききって

貴方に会いに行く

後悔ばかりが胸を刺すけど

いくら立ち止まり振り返っても

もう映る世界に貴方はいない

だから全てを受け止めて俯いていた顔を上げて

与えられた日々を生きていかなくちゃ

待っててくれよ俺がそこに行くまで

まだまだ時間はかかるけれど

貴方が残してくれたもの

貴方が忘れていったもの

全部俺が責任持って届けに行くから

挫けそうになると空にかかるあの橋

分かってるよ今も俺を見守ってくれているんだろ?

心配ないよ今をこうして

生きていられるという素晴らしさを

貴方が教えてくれたから

この道の先でまた貴方に会えたら

その時はどんな話をしようか

でもきっと面と向かったら

照れ臭くなってしまうから

もう一度名前を呼んでくれればそれでいい

待っててくれよ俺がそこに行くまで

まだまだ時間はかかるけれど

貴方が残してくれたもの

貴方が忘れていったもの

全部俺が責任持って届けに行くから

泣いたりしないよ貴方が悲しむから

いつでも笑うよ貴方が喜んでくれる気がするから

俺も俺に与えられた道を真っ直ぐに歩ききって

貴方に会いに行く